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046:凍(幸くみこ)

半年も置きっぱなしの箱みかん 蓋を開ければ凍りつく夏


045:コピー(幸くみこ)

コピー室 大事な書類ぐしゃぐしゃにしちゃった夜に仲良くなった


044:飛(幸くみこ)

あと一点 私のサーブが前じゃなく真上に飛ぶのは何故なんだろう


043:曲線(幸くみこ)

君の横プラネタリウムの真ん中で 曲線描いて流されていく


042:豆(幸くみこ)

納豆の糸をくるくる巻きながら もてあましてる無口な食卓


041:こだま(幸くみこ)

紅白が楽しみだったな、あの頃は こだまの窓で昔に帰る


040:道(幸くみこ)

歩道橋 錆びた手すりに耳をあて 極秘の通信している少年


039:乙女(幸くみこ)

幼き日「乙女の祈り」が子守唄 まぶたの裏の海老茶を見てた


038:灯(幸くみこ)

漁灯はやさしく揺れる ゆるせない過去からつながる此処にいるのに


037:花びら(幸くみこ)

午前二時 廃線間際の駅舎にて薔薇が花びら二枚落とした


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